桃色忘年会(8)

「ではみなさん、後ろを向いてください」
 三島さんがつぶやきます。
「何が出てくるか楽しみですね」
 しばらくして、準備が整いました。
「みなさん、大変お待たせしました。こちらを向いてください」
 5人が素早く向きを変え、一斉に驚きの声を上げました。
 斉藤さんがどもりながら感想を述べます。
「こ、これは凄い。凄すぎる…」
 宮沢さんは口を開けたままボーとしています。
 三島さんの視線は女体に釘付けです。
「本当にいやらしいですね~」
 田中さんは大興奮です。
「SMのビデオで視たことはあるけど、本物は迫力がありますね」
 湯島さんが大声で尋ねます。
「これ、どうやって楽しんだらエエの?」

 生け贄は座卓の上に鎮座していました。でも、その形は特徴的です。
 胴体は逆さまで、両肩が座卓についています、細く長い両腕は背中のほうにまっすぐ伸ばされていて、大きく開かれた両脚は赤い紐で座卓の足と結ばれています。そのため、無毛の秘蜜の花が天を向いています。
 それだけではありません。蜜壺には一輪挿しの陶器が深々と埋め込まれ、深紅のカーネーションが刺さっています。

「さあ、みなさん、こちらにお集まりください」
 5人が座卓を囲みます。
「おい、生け花にされた感想はどうだ?」
「は、恥ずかしいです…」
「恥ずかしいなんて言ってますが、実は興奮してるんですよ。ほら、ここを見てください」
 そう言って、私は右手の人差し指で一輪挿しを突いて軽く揺すりました。すると、人体生け花がピクンと反応しました。

「宮沢さん、面白いでしょ?」
「は、はい」
「花を抜いてココをさすってみてください」
 顔を真っ赤にした若者がカーネーションを1本抜き、花びらでクリトリスを刺激すると、女体がまたピクンと跳ねました。
「みなさん、自由にお楽しみください。でも、体勢が体勢なんで、早めに遊んでくださいね。ではどうぞ!」

 湯島さんが一輪挿しの口を掴み、ゆっくりと上下させました。
「どうや、奥さん、気持ちエエか?」
 生け贄は喘ぐばかりで返事をしません。
「こんなに濡れてるってことは、感じてるんやな。おい、宮沢君、オサネを舐めてやってくれるか?」
 宮沢さんが花を花瓶に戻し、肉芽を口に含みます。
「じゃあ、ボクはアナルで遊ばせてもらいますね」
 三島さんが舌の先で菊座をマッサージし、カーネーションの茎をゆっくりゆっくりと差し込んでいきます。
「おお~、いくらでも入っていきますね」
 とうとう茎の部分が見えなくなりました。尻穴で可憐な花が咲いています。
 田中さんは膝立ちになり、いきり立ったペニスを生け贄の口に無理矢理突っ込んでいます。

 斉藤さんは何もしません。プレイの様子を真剣に眺めながら、私に話しかけます。
「あの子がこんなになるなんて、私は信じられません」
「そうか、斉藤さんはコイツと同じ高校でしたね」
「そうです。同級生です。真美さんと同じクラスになったことはないですが、旦那とは3年間ずっと同じクラスでした」
「高校時代のコイツはどんな感じでした?」
「そうですね。派手さはなくて、でも地味とかじゃなくて、清楚で可憐といった印象でした。私も奥手でしたから、彼女に声を掛けたこともなかったし、話をする機会もありませんでした」
「可憐ねぇ~。うん、なんとなく分かりますよ。こんなことしてますけど、普段はそんな感じですから」
「でも、女ってのは分かりませんね。同窓会で会ったり、町中で見かけたりしてましたが、こんなプレイをするようになってるなんて、今でも本当に信じられません」
「そうでしょうねぇ。コイツがなんで愛人なんかしてるのか、本当のところ、私にもよく分からないんですよ」
「そうなんですか?」
「ええ。確かに私は独り者で、コイツ以外に付き合ってるオンナはいませんが、コイツには旦那も子供もいますからね」
「そうですよね~」
「でも、遊ばなくていいんですか? もう次のプレイに移りますよ」
「ええ、けっこうです。楽しみは後にとっときます」
「分かりました」
 私は4人に声を掛けました。
「では終了です。布団のところで座って待っててください」

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