桃色忘年会(11)

 乱交パーティーの後、希望者に真美を貸し出しました。全員が手を挙げたので、真美の体力を考え、1時間休憩をとってから、30分ずつ遊んでもらうことにしました。
 5人には部屋で待っていてもらい、私が真美を連れて回りました。思う存分楽しんでもらうため、私は同席しませんでしたが、そのかわりビデオをセットしてプレイを撮影させてもらいました。

 実は、この日、ちょっとしたハプニングがありました。
 湯島さん、田中さん、宮沢さん、三島さん、斉藤さんの順で貸し出したのですが、疲れていた私は斉藤さんとの最中に眠り込んでしまい、真美を迎えに行くのが翌朝になってしまいました。
 朝、自室で目覚めたとき、真美は部屋にいませんでした。慌てて斉藤さんのところに行ったのですが、部屋に入ってみると、斉藤さんが真美をまだ抱いていました。
 後で真美本人から聞いたところによると、何度かの休憩を挟みはしたものの、滞在中ずっと犯されていたそうです。途中からは意識が薄れ、何をされたのかはっきり覚えていないとのこと。
 私も心配になってビデオを確認したのですが、1時間ほどでバッテリーが切れており、斉藤さんが実際にどんなプレイを行ったのか分かりませんでした。

 そこで後日、斉藤さんを呼び出し、事の真相を話してもらいました。
「斉藤さん、こういうお遊びは互いの信頼が第一です。迎えに行かなかった私も悪かったとは思いますが、約束の時間が来たらちゃんと返してくれないと」
「す、すみませんでした。夢中で抱いていたので、時間のことをすっかり忘れちゃいまして」
「そんなことはないでしょう」
「ほ、ホントにそうなんです。実は、真美さんは初恋の女性なんです」
「えっ、そうだったんですか?」
「実はそうなんです。だから、誘ってもらって本当に嬉しかったんです。でも、実際にプレイしてみると、ほら、彼女が私以外の男にも抱かれるわけじゃないですか」
「それはそうですよ。そういうお遊びなんですから」
「私も納得していたつもりだったんですが、真美さんが他人に犯されているところを目の当たりにすると、ちょっと複雑な気持ちになりまして」
「それで?」
「それで、まあ、最後の貸し出しプレイでレイプするように抱いてしまいまして」
「えっ!」
「あっ、もちろん酷いことなんてしてませんよ。犯してるような気持ちでセックスしたって意味で」
「それで時間を忘れたと?」
「そういうことです。途中で時間が立ちすぎていることには気づいたんですが、初恋の人を抱けるチャンスはもう二度と来ないと思って、迎えが来るまでは抱いていようと…」
「でも、一晩中というのは酷いでしょう。真美の体が壊れちゃいますよ」
「本当に申し訳ありませんでした。でも、ずっとセックスしていたわけじゃないんです。途中で立たなくなってしまいましたから、後半は抱きしめて、キスしたり、体を舐め回したり、フェラさせたりしていただけです」
「あなた、今でも真美のことが好きなんですか?」
「私にも妻子がありますから、離婚して再婚したいとか、そういうことはないんですが、デートしてセックスしたいとは思います」
「あなたの気持ちは分かりました」

 こんなことがあり、今では月に一度程度、真美を斉藤さんに貸し出しています。
 真美は斉藤さんのことをまったく覚えていなかったので、目隠しなしで普通に会わせています。
 会うといっても、ホテルの室内限定です。斉藤さんが待つ部屋に真美を連れて行き、2時間後に迎えに行きます。
 二人は恋人同士のように逢瀬を楽しんでいて、会話と食事だけの日もあります。
 少しばかり妬けるときもあるのですが、それが真美と私のほどよい刺激になっていて、以前より関係が良くなっているような気がします。

 “知らぬは旦那ばかりなり”といったところですが、“知らぬが仏”とも言いますから、真美の旦那は何も知らないほうがいいのでしょうね。
 今年も趣向を凝らしたパーティーにしますから、楽しみにしていてください。
 それでは、詳細が決まりましたら、また連絡させていただきます。